円盤の夏祭り2012!!

この週末は江戸へいってました。
愛するレコード屋、高円寺円盤の年に一度のおまつり、
『円盤の夏祭り2012!!』に出演するために。
2日間にわたる壮大なおまつりの出演者は、円盤のHPに揚げられていたのですが、
おまつりが終わると惜しげもなく消してしまわれる潔い店主田口さん。
もったいないので、こっそりいちばん下に転記させていただきます(7/15の記事)
これ全バンド、ありもののプロフィールとか一切使わず、
田口さんが自分で書いておられるのですよ。
ぜひぜひご一読いただき、
田口さんの各出演者とおみせ、イベントへの愛をしかと感じ取ってください。
この豪華な顔ぶれって田口さんでないと実現できない、絶対。。



わたくしたち、あんどもあの演奏はイベントはじまって3番目のまだあかるい時間帯
動物園前にあった伝説的ライブハウス、
そしていまのあんどもあの原点でもある、新世界のbridgeを彷彿とさせる窓のある会場・・・
奇妙な既視感におそわれながら
たいそう機嫌よく爆音でぶちあげてまいりました

お写真も撮っていただいてます(なかがわさま撮影)。
よろしければつまんでください。

http://aestheticsurgeon.tumblr.com/post/27249318014/12-07-14-o-nest
http://aestheticsurgeon.tumblr.com/post/27283289532/12-07-14-o-nest
http://aestheticsurgeon.tumblr.com/post/27283280882/12-07-14-o-nest
http://aestheticsurgeon.tumblr.com/post/27283267705/12-07-14-o-nest







enban_news
2012年7月15日日曜日

円盤営業中
◎いよいよ本日最終日です!
昨日はここ五年間の円盤企画で最高の集客数とそれに見合った内容になったと思います!
楽しかった~
今日もホントに面白いと思うので、お見逃し無く!
ぜひぜひ最初から見てください!
この数年で、東京では知ってるバンドだけ見るために出順問い合わせしてくるのが常識になってしまって、対バン形式だと知らないバンド見るのを時間の無駄のように扱われることが多すぎます。
わざわざ観に行くことはないものが見られるからこそ対バンは意味があるのです。
それを見たくない人は来ない方がいいと思います。

見て文句言えばいいのです。
文句言われてやる方も考えたり無視したりして次第に自分のスタイルを生み出していくのです。
対バン無視は音楽の始まり潰してるようなもんです。
まあ、この企画は全部見るのは不可能なんだけど(笑)
ということで一番下にタイムテーブル出します。




「円盤の夏祭り2012!!」
渋谷O-NEST
各日前売り2000円/当日2500円/16:00 OPEN/START
ローソンLコード 70648
メール予約は、info@enban.org
まで。
前売りメール予約の方は当日カウンターでお名前言っていただいての当日精算になります。
ライヴ前日24時まで受け付けます!

さて、今回の夏祭りは...
昨年、震災後の東京の沈滞ムードの中だったので、あえて東京在住者ばかりでやった「夏祭り」を、今度は遠方の方々をたくさん招いてやろうと思います。
今回呼んだ方々は、円盤が毎月行っている旅回り行商「出張円盤」をやってくれた方々を中心に、そこに一緒に旅回りした人、この一年に出会ったり縁あった人々を加え、さらに裏テーマありますが、それはいずれ…。

とにかくこの一年で感じたのは、東京の行き過ぎた身内作りが生んでいる風通しの悪さと、地方都市では面白いことが起こりかけているということです。
最初は、極端に仲間と有名人にしか興味を示さない東京の「村」っぷりが気になっていたんですが、なんだか日本全体で見たらそう悪くない気がしてきてます。
文化のクラッシュは東京で起きているわけではないというだけで

また、震災のときくらいまで、持ち込みの増加に反比例して「おや」と引っかかる作品が持ち込まれることはどんどん減っていたのですが、去年後半くらいから面白い持ち込み新作が増えているのを感じます。
それら「面白い商品」たちのおかげで、円盤は「CDが売れない」という世間の声を尻目にCDの売上が一昨年から少しづつ上がっています。ちょっとだけど。
全然すてたものじゃないし、うち程度の規模の店だったら、
面白いものさえ作られ続ければ可能性はいくらでもあります。
この感じを面白い方向に持っていきたいので
「面白いもの」の持ち込み、待ってます!

てことで、今回はこんな感じのラインナップになりました。
楽しい二日間になると思います!
初日の濃度はかなりのものだと思います。
二日目は出張先でのイベントの雰囲気が再現される予定。
ほとんど岡山ペパーランドですね(笑)
昨年は私もライヴ中に骨折したり、ギターが炎上したりと
まあ本当に祭らしくいろいろありましたが(苦笑)
今年はどうなることでしょうか
来なきゃ判らない!
やってみなければわからない仕掛けも随所に!
ぜひぜひ



出演者と出演時間は以下の通り

7月14日(土)
★佐藤幸雄とPOP鈴木
今回の企画のきっかけは佐藤さんの復活です。exパンゴ~すきすきスウィッチ~絶望の友、90年代初頭に音楽活動を休止し、約二十年ぶりの復活です。
昨年末から円盤で日曜日の開店前に「公開練習」という復帰へ向けての文字通りの会を続けていました。佐藤さんのことについては、今回のドラマーでもあるPOP鈴木(前野健太バンド、exさかな)さんのサイトに詳しいですが、実は円盤店主の私にとっても佐藤さんは二十代のはじめ頃に、現在につながる様々なアーティストのことやライヴハウスのことを教えてくれた方でもあります。単純な言葉の折り重なり、ダブルミーニング、同音異語が駆使され、ポップなメロディとあいまって聞き手の心に忍び込みます。マジックのような歌です。ぜひ聞いてほしいです。
★倉地久美夫(from福岡)+triola
今年から始まった倉地+弦楽デュオによる編成です。triolaは波多野敦子さんのヴァイオリンと手島絵里子さんのヴィオラによるデュオ。波多野さんのクラシックからポップス、スコアも即興もこなすハイブロウな弦アンサンブルの力があれば倉地ワールドの、特に美しい楽曲の魅力がさらに深化するのではないかと思い組んでいただいたトリオ。これまでになかった倉地ワールドをお聞かせできますよ!
triolaコーナーもありますので、彼女達の楽曲にも注目!
★三角みづ紀+河端一(Acid Mothers Temple)
最近ではバンド活動や渋さ知らズへの参加など、音楽方面へのアプローチが活発な詩人、三角みづ紀さんのリーディングと、Acid Mothers Templeの河端さんのギターのセッションです。最近「読む」ライヴやる人多いですが、正直パフォーマンスとしてはホントに思わせぶりでお粗末なものばかり見せられるのに閉口気味なのですが、彼女のリーディングはちょっとそうしたものとはレベルが違います。彼女のリーディングが河端さんのギターに後押しされてどんな世界に飛翔するのかを期待してお願いしました!
★ゴトウイズミ(from広島)
その土地に一人でも中心になる人が現れ、それを受け入れる場所が一カ所あれば、その町は面白くなる。ハードコアやジャズ、クラブ系などのジャンルで集まりやすいものは各地にそういうものが生まれやすいですが、それらのジャンルに入らないものや「なにというわけではないが面白いもの」はいつも行き場が難しい。東京のように細かいジャンルや小さな人脈でもあるていどの人が集まれてしまう大都市ならどうとでもなりますが、地方都市ではそうはいかない。オーナーやオルガナイザーの度量頼みです。広島では少し前までそうしたものはなかなか難しく、円盤の初期には岡山から山口に行ってしまっていたのですが、今は彼女がヲルガン座/ふらんす座という場所をやっててくれるからありがたい。イズミさんはアコーディオンの弾き語りで、少しシアトリカルでシャンソン的な不思議な歌をうたう人。けっこう昔から知っていたのですが、今では広島で頼りになる人でもあります。円盤店内では何度かライヴやってもらっていますが、ネスト・イベントの方では初登場です!
★ボギー~ソロ・ライヴ~(ヨコチンレーベル、nontroppo from福岡)
福岡でいつも世話になっているボギー。天神のVOODOO LOUNGEっていうわりと大きいハコを中心に月に四五本は企画イベントをやっていて、その企画がいちいち面白い。そしてレーベルを名乗ってはいるけれども、リリースはもうほとんどしていなくてカセットばっかり(笑)。nontroppoっていう最高にダンサブルで面白いバンドもやっているけれども、今回はソロ。昨年末にそのソロで初のCDも出したのですが、それがまた本当に良いのです。パフォーマーとしての彼の力は凄いです。彼がいればイベントは間違いなく何割増しかで面白くなる。この日はソロライヴ!二日目もDJで登場します。
★AZUMI(from大阪)
どういうわけか四日市のひとたちを経由して知ることになった大阪の実力者。でっかい人柄、本当に卓抜したギタープレイ、関西屈指のシンガー、ギタリストです。円盤ネスト企画初登場。スタイルで言ったら、ブルース、フォークをじっくりと歌う、ギター一本弾き語りですが、この手のジャンルが一番世間的には沈滞していた80年代に登場したから注目度低いだけで、本当の実力者です。豊田道倫プロデュースのアルバムなどもあり。
★埋火
夏祭りは店員全員参加!ヴォーカル、ギターの見汐さんは昨年からうちのスタッフ。けどそういえば埋火は円盤ネスト企画は初登場。ソロでの歌や、mmmとのアニス&ラカンカでも広く知られるようになっていますが、活動の中心はやはり埋火。歌+バッキングではありえない、バンドとしての充実度は年々上がっています。
★オシリペンペンズ(from大阪)
円盤最初期から変わらぬ付き合いが続いているペンペンズ。やっぱり大好きだし、やっぱり面白い。軽いドラムと意外なうねりを紡ぐギター、へんてこで愛あるモタコの歌。スカスカで絶妙な音の絡みあいはこのまま名人芸になっていくのかな。PAでLSD Marchの道下君が数年前に入ったけれども、まったく不変。円盤ジャンボリーでのライヴがDVDとCDで1枚づつ出ています。
★極東ピーコック(from沖縄)
沖縄の若手オルタナティヴ・バンドです。今年頭にはメンバーが店内ライヴもやってくれました。そのCD-R作品は1曲ごとのカラーが支離滅裂で、気合いの方向が読めない(笑)でも煙に巻こうとしてるわけではなくて、本気は伝わって来るのがなんだか気になってます。オーソドックスな3ピースバンドになってバンドとしての迫力が増しました。
★梅田哲也(from大阪)
大阪の人はどういう状況になっても付き合いがあまり変わらない人が多い。梅田くんも円盤ジャンボリー最初の頃からたびたび出てもらっていますが、彼自身を取り巻く状況はずいぶんとよくなって、海外公演も数多い。けれど、こういう遊びの企画にもひょいと変わらぬスタンスで来てくれます。今回は二日間全体のオープニングとエンディングを担当してもらいます。本当に創意工夫に富んだいたずらっこです。
★and more...(from大阪)
テルミンデュオです。と言ってもロック!大阪大学教授でニセ科学研究でも知られる...と言っても私も最近まで知らなくて、「へんなテルミン奏者」と思ってました(笑)菊池誠さんと、しゃべくり夫婦漫才みたいないい相方ぶりを発揮しながらハイテクニックのテルミンを聞かせる児嶋佐織さんのデュオ。しかめっつらして端正に弾きこなす人か、本当に勢いでテキトーに電子音鳴らす人か、どっちかしかほとんど見ないテルミン演奏の中にあって、この二人の演奏は、テルミンおもろい楽器じゃん!と思わせる力があります。
★テニスコーツ+うんどら
円盤ジャンボリーの頃からずっと変わらぬ付き合いが続いているテニス。昨年はアルバム「ときのうた」が円盤史上でもトップクラスの大ヒットを記録。今回は今回は、さや嬢率いる女性コーラス・チームうんどらをフィーチャーしたセットです。
★柳家小春+向島ゆり子+久下恵生
当初、元パンゴの三人が再結集したトリオ、oddを予定していましたが、ベースを担当している今井次郎さんが病気療養中。間に合うかとも思っていたのですが、ここで無理をさせるわけにもいかず、今回は見送りました。楽しみにしていた方すいません。
その代わりと言ってはなんですが、急遽、江戸時代の流行歌である新内/端唄の柳家小春さんに参加していただくことになりました。oddのお二人、向島さんも久下さんも円盤での小春さん企画で共演していただいたこともありますし、久下さんはもうすぐ出る小春さんの初CDにゲスト参加していただいています。しかし、このセットは初。小春さんの世界が大きく変質します。
★ju sei
今年ともに九州ツアーをやりました。せいちゃんの変幻自在の声と、ソロユニットの「のっぽのグーニー」でも注目を集める田中淳一郎のポップと暴力を行き来するサウンドメイク。過渡期に来ているかなとも思います。新展開もありかと。
どうやら全曲新曲で望むよう。
★東京マリーバンド
高円寺周辺では長いことやっている人ですが、その音はと言えばソウル風味のJ-POP、ちょっと岡村ちゃんテイストも。という音なのに、なんだかねっとりしたフェティッシュな歌詞がムズムズ。曲は本当によくできてるのに、どうみてもどうきいても「何かが違う」。最近結成されたこのバンドのメンバーの、見るからにアングラ感ただよう風体、しかし、メジャー感ただよう曲、その結果生まれた「?」なポップワールド。
ネスト企画初登場。わしは好きなんだけど、どう受け止められるかな~(笑)
★トンチ+波多野敦子(triola)+小島誠也(FRATTEN)
今年、完全自主制作による力作を発表したばかりのスティールパン奏者トンチ。円盤ネスト企画では、水中、それは苦しいのセットに参加してもらったことはありましたが、フロントでやってもらうのは初めてですね。スティールパンでオリジナリティある自身の音楽世界を作る人は珍しいです。彼女の魅力は歌心だと思います。
この日はそのCDにも参加していた二人を加えてのトリオ演奏。triolaで倉地さんとのセットもある波多野さんのヴァイオリンとフラテンのギタリスト小島くんとのセットです。
★ホライズン山下宅配便
円盤企画にはなんらかの形で毎回誰かが参加している音楽集団とんちレコードから、今回は、今年なんとも言えない不思議な魅力を持った新作を発表したホライズンを。
今年はとんちチーム大活躍ですね。しかし、やっぱり一番「?」が多発するステージを見せてくれるのはこのバンド。メンバーはたびたび様々な形で登場していますが、ホライズンの登場は、実は五周年ライヴ以来。
★te_ri
初登場。ギター&ドラムスのデュオ編成で、ややこしいアンサンブルの楽曲を切れ味鋭く熱く演奏する好バンド。テクニシャンなんだけど、なんだか二人のキャラクターと相まってファニーな印象もあるのがいいところ。ギターの村上君は円ジャンもよく手伝ってくれていました。もうすぐ二人とも東京を離れてしまうけれど、なんだかその方が面白くなる気がするのです。
★しゃしくえ
初登場。東京の若手バンドの中では今最もグッとくるバンド。静かなバンドサウンドとうねっとしたクセのある歌。音楽から世界を見ようとあがくその情熱に撃たれます。若さからくる逡巡と、若さゆえの熱さが、音の魅力にがっつり現れた目が離せないバンド。ライヴの回数がかなり少なく、その一回にかけるエネルギー量の高さでも最近はあまり見ないタイプ。今こそ、見ておきたい。
★田渕純
初登場。今年から円盤で月イチで演奏している「歌手」。ムードコーラスの始祖であり頂点、和田弘とマヒナスターズの最後の最年少メンバーであった男。とんでもなくへなへななキャラクターが、歌いだすと一変。プロの歌声を聞かせます。この日は流しの歌手として?登場します。
★真黒毛ぼっくす
初登場。八十年代から続く大ベテランバンドです。昔から知ってる。けれどもバンドはどんどん変わっている。自然に。バンド内には家族もいたり、子供も生まれて、その子も参加していたりすることも。入れ替わりも多いけれど、若いメンバーたちがどんどん参加してバンドはいつも大所帯だ。それもこれも大槻さんの歌の魅力あってのことだと思う。大槻さん、めちゃくちゃ「歌ってる」。心の底から「歌ってる」。泣けてくるくらい「歌ってる」。上手いとかなんとかじゃない、こういうものが「歌」なんだと思う。超名曲もあると思うし、バンドのおおらかなアンサンブルもいいんだけど、それもこれも大槻さんのあふれる歌心あってのもので、みなそれを感じているから素晴らしい演奏ができていたり素晴らしい瞬間が訪れたりするのです。大槻さんの歌の背後には社会がある。社会の暮らしの辛さや楽しさから押し出されて生まれた感じがある。なんでもないことのはずだけど、それが今はほとんど聞けない。これが歌。初日のトリです。

7月15日(日)
★ADIOS DIOS(河端一、森田聖、岡野太)
Acid Mothers Templeの河端さんはここ数年は毎回参加して頂いています。
いろんな町に行くと、とにかく河端さんとふちがみとふなとが来たという話をよく聞きます。昨年から行くようになった彦根なんて、河端さんが通って面白い場所に開拓していった感じすらあります。見習わなくては、と思うこと多々あり。
今回、河端さんには「一番河端さんが自由にバリバリ弾きまくれるバンドで来てください」とお願いしました。そしたらこのバンド。僕は初めて観ます。関西の凄腕リズム隊です。元サバートブレイズのドラマー岡野さんと、リフォームのベーシスト森田さん、これはちょっと凄いです!
★ゑでぃまあこん(from姫路)
姫路に行くといつもいつも世話になっているゑでぃまあこん。今年はそのゑでぃが、ゑでぃまあこん以前にBILLとやっていたハードプログレッシヴコアバンド「怖」の二人で映画作ってもらいました。ホラー映画。昨年末、姫路の秘所マッシュルームもついに閉店。一昨年にはそのマッシュルームの初代店長だったロケットSONも亡くなり、いよいよゑでぃまあこんには地元で頑張って「遊んで」もらわないと。
ゑでぃまあこんとしては昨年一月の「PONG KONGナイト」以来の登場。アシッド・カーペンターズな、美しい楽曲の数々に酔いしれてください。それにしても彼らの最近のCD-R作品群は濃いですよ。
★駅前旅館(from岡山)
★テストパターン・プロジェクション(from岡山)
★Nothing Face From Columbia(from岡山)
岡山からの三組。岡山のライヴハウス、ペパーランドの看板的なバンドをまとめて呼びました。駅前旅館は同地で前身バンドの肉弾時代から活発な活動を続けている、なぞなぞパンクバンド。へっぽこなアンサンブルとなぞなぞのような歌詞、そしてクレイジーなパンク・サウンド。手練感と素人感が交錯するバンド内カルチャー・クラッシュが凄まじいワンアンドオンリーのバンドです。岡山を代表するベテランがこの音なんだから面白い!
テストパターンは本来トリオ+1のポストロック・ミーツ・うたものなバンドなのですが、今回はたまに活動する、岡山オルタナティヴ・オールスターズな9人編成のオーケストラ・ヴァージョン!第三回の円盤ジャンボリーにもこのバンドで出演していました。ツイン・ドラムにギター5本にベース、キーボード。今年一月の新春スペシャルにも出演し好評だったケッチのメンバーや、現在ソロCDが驚異の大ヒット中の村岡ゆか、アイドルパンチ、駅前旅館のメンバーを含む本当のオールスター!二日目一発目から登場するのでお見逃し無く!
NOTHING FACE FROM COLUMBIAは、ペパーランドに行くとなんだかいつも見ている気がする名物デコボココンビ。この二人が出て来るとなんだか岡山に来たな~という感じがします。アイドルパンチのジロウと駅前旅館のシゲマサの二人が、ピコピコのカラオケとすっとこなベースで送る一周送れの青春グラフィティ。おれっちの毎日。気がついてみたら大好きだった。
と、岡山ペパーランド追体験な三組の登場。ペパにはAcid Mothers Temple周辺もちょくちょく出演していたりするし、この日は私はペパーランドだと思って空見ながら物販でもしていたい。
ところで、岡山のペパーランドは七十年代から能勢さんという人がやっています。美術家でもあり、様々なアートに造詣が深く、そんな人があのような自由なハコをやり続けているというのは凄いことだといつも思います。最近出たその奥さんの慶子さんのCD「Electric Bananamoon」がまたよいです。岡山行ってね。
★Antonio Three(from四日市)
最近四日市によく行く。最初はジャグズのコニシさん(当時岐阜、現在岡山在住)から勧められて行った四日市のNGOOレコード、その経営者だった安田さんの、とってもちょうどいいイイカゲンさと、ちょうどいい遊びっぷりにハマってしまって、何度も何度も行っている。来月も行く。いつもみなで一緒にレコードを聞いているのですが、前回はついにレコードすらかけず、ただみなでジャケットを見て笑ってただけだった。それで三時間。こんなこと東京でもやってない。四日市は小さな町なのになぜかそんな(ってこともないけど)レコ屋が三件もある。他の町の状況を考えると驚異としか言いようがありませんが、そのキーマンとなっているのが安田さんで、安田さんはもう二十年くらいAntonio Threeというバンドをやっている。かなり昔に大阪のタイムボムからアルバムを出していて、僕は好きでよく聞いていた。安田さん、こんなに会っているのにAntonio Threeを観るの、僕十五年ぶりくらいです(笑)すいません。今は元モノポリーズの管楽器やってた岬ちゃんもメンバーだとのことで楽しみです!
★紙コップス(from名古屋)
名古屋はいまだによくわからない街です。奇妙な個性が培養されるにちょうどいい環境があるとしか思えないのですが、どうにも気になるなんとも言えない個性が常に存在しています。昨年円盤ではCD-Rが大ヒットしたこのバンドもそのひとつ。そして、東京で観たいという人がたくさんいる。リクエストにお応えして昨年一月に次いで二度目の登場です。メンバーの仕事の都合がものすごく付けづらいらしく、なかなか遠征が難しいのです。キュートなキーボード&トロンボーンに、すっとぼけた色男のギター、元・豚のことばかり歌うバンドPIGGYでもくだらないのにテクニカルなドラムを聞かせていたまっちの、ホームセンターで買いそろえたもので作ったドラムキット(バスドラは犬小屋)。そして全員ボーカル。とぼけた顔して音楽的レベルはかなり高いポップスを繰り出すクセものバンドです。
★松井繁彦(from岩手)
しばらく東京在住で、実は円盤でも働いていたこともある、珍人=珍しい男。
一昨年くらいに郷里に戻ったのですが、その個性は不変。この人の音楽は、あの山本精一さんに連なるなにかがあると思っているのですが、それがちっちゃくてせこい。山本さんのいろんな才能のすっごくスケールの小さいやつを兼ね備えた男。なんだかにくめない。そして「え?!」と思考が脱臼するようなことを起こす。そして彼はお調子者なので、ぜひのせてやって珍しい面白い「事件」をおこしてほしいと思うのです。CD-R作品も面白いのたくさんあります。
★20GUILDERSバンド
ゼニゲバやAcid Mothers Templeで知られるギタリスト、タバタさんも円盤ネスト・イベントは常連で出ていただいています。で、今回は河端さんと同じように「タバタさんが一番自由に弾けるバンドでお願いします」と聞いたら、「レニングラードブルースマシーンか20GUILDERSのバンド編成かな~」とのこと。20GUILDERSバンドはスズキジュンゾとのデュオに、関西のリズム陣を加えた編成。前日にそのベースの須原さんが埋火でせっかく来ているので、このバンドでお願いしました。ロック・クラシックスへの愛溢れる20 GUILDERS。バンド編成は滅多にやらないのでお楽しみに!
★ダメ人間共同体(from大阪)
昨年、関西に行ったとき、初日に出るテルミン・デュオのand more...といっしょだったのですが、そのときは女性ドラマーを入れた編成だった。このドラムがなんだかとてもよくて、気になっていたら、次の日の別会場でのイベントにも別のグループに参加していて、なんだかよくわからない演奏をやっていた。とても気になる。なにかの折りに呼びたいと思って連絡先を交換したのですが、あとで彼女がメインでやっているバンドの話を何人かから聞いて、とっても観たくなって呼んでしまった。ベース&ドラムスの女性デュオ。かなりアホなバンドとの噂。この編成の女性デュオというと、ゑでぃまあこんのEDDIEとBILLがやっていた怖や、結局音源を残さなかったNANなど関西では好バンドが存在して来た歴史がある。彼女たちが生まれたのも必然?!どんなバンドか一番楽しみにしているのはこの私。
★Americo
そのAmerico。最近大谷夫妻のデュオ・バンドとなりました。希代のロックンロール・ドリーミン・バンド。ヴォーカル&ギターの大谷由美子さんはうちの店員ですよ。
★GalakUta
私は観たことも聞いたことも無いのですが、店員・大谷由美子強力推薦があり、その話を聞いたところ、私もとても観たくなり呼んでしまいました。大谷さんどんなバンドか教えてください。

大谷です。GalakUtaとは今年の3月にアースダムの平日のライヴ(古川さんブッキング)でご一緒させていただきました。GalakUta…そのときは名前も音も知らなかったのですが、なんとなく現代の若者のバンドではないような予感はしました。本番、その予感は的中。ステージに上がったのは50代後半とおぼしき三人の紳士たちでした。編成はギター、ベース、エレドラ。紳士たちの奏でる音楽は、フリー・ジャズの要素を感じさせつつもまぎれもなくポップソング!初期の突然段ボールを思わせる雰囲気もありました。そして、そのたたずまいのフレッシュさ。どんな若者にも、生まれてはじめて文化祭に出るバンドにもひけを取らないピュアなたたずまい。その場にいたみんなが熱狂したのでした。つづきはライヴで体験してくださいネ。(大谷由美子 / Americo)
全然知らないと書いたけど、先日京都からオクノ修さんがやってきて、このGalakUtaのリーダー相生さんが、70年代中頃のオクノさんの2nd「胸いっぱいの夜」でギターを弾いてる人でした!僕がCD化したやつじゃないですか!縁もゆかりもある方でシタ!楽しみです!(店主)
★ARAKI KENTA
ヴィーンテージ・コンピュータMSX二台で生み出す音と画像。低BIT音楽の迫力と創造性が生んだ世界唯一の音楽。円盤最初期からたびたび出演している奇才です。
★ギギ
初登場。ピアノとドラムス、そしてラップ。様々な音楽がミクスチュアしきれずにフランケンシュタインのようにでこぼこで、それでも立ち上がろうとする姿が熱いです。
できてない、のかもしれないけど、この熱いいびつさは、僕が何をこうした自主活動、自主制作する人たちから感じようとしているのかを改めて考えさせられます。
ここは学校じゃない。だから音楽の成績なんてどうだってよい。そこに至った軌跡や動機、気合い、熱気が感じたいだけ。だからギギ大好きです。
★大森靖子
初登場。今、高円寺界隈では一番のってる女。今回出演者中最年少、かな。
熱量高い弾き語りで、この数年で実力をつけた感ある堂々とした歌声が魅力です。
初のプレスCD「PINK」も当店で大ヒット中。
最近毎月円盤で自主企画やってくれているんですが、悪天候どころか嵐になる頻度高し(笑)!暴風圏の女!
★Mark Sadgrove
ニュージーランドから量子力学の研究のために来日。現在高円寺在住。
ニュージーランドからやってくる様々なアーティストの企画ライヴをやってくれたり、ju seiを紹介してくれたのも彼。
でも一番面白いのは彼自身のパフォーマンスで、ライヴのたびに新しい自作楽器を持って来て演奏してくれる。自身の研究の成果を生かしたものから、へっぽこな生楽器まで実に多彩で観て楽しい。そしてその楽器を使ってちゃんと音楽としても面白いステージを展開してくれる。
今までたくさんの演奏者の中にまじってやってもらうことばかりでしたが、今回はじっくり彼のライヴを観て頂こうと思います。
★pq
今年一月の「円盤の新春スペシャル」で話題を呼んだヘンテコバンド。ギター、ベース、ドラムのバンド編成を軸にしながら管楽器、鍵盤楽器、おもちゃなど様々な楽器を手を替え品を替え、ややこしいアンサンブルを駆け抜ける1曲平均1分程度。次々に現れる怪しいフレーズ、唐突な楽曲、ひねくれたアレンジ。今年円盤からアナログ7inch出します。
★三沢洋紀と岡林ロックンロールセンター
一番近い出張先、横浜。横浜の場末地域代表、黄金町は神奈川県民だったら親から「あの辺には行かないように」などと言われていた人もいるのでは。しかし、今はずいぶん再開発も進み、かつてのイメージを一新しようとしている。
そういう意味ではかつて横浜には面白い場所が無いなどと言われていた気がするのだけれども、それも今少しづつ刷新されようとしているのではないでしょうか。
三沢洋紀はかつては、あの難波ベアーズでブッキングを担当、その後郷里の大分を経て、現在は横浜黄金町の試聴室でブッキングなどやっています。そのおかげもあって、試聴室には度々出張企画に行っています。
その三沢君の最新バンド。元UG MAN、THE BITEの"コゾウ"こと岡林大輔を相棒に、これまた偶然ながら黄金町の三沢くんのアパートに越してきた、かつて京都でOKミュージックボールという素晴らしいポップバンドでドラムを叩いていた中川克志、ラブクライからの盟友鍵盤奏者宮地健介も参加しています。
★水中、それは苦しい
当店の最古参店員、ジョニー大蔵大臣率いるトリオ。円盤店主のかつてやっていたレーベルオズディスクの第一回リリースもこのバンドだった。今から十九年前の話。飛び散る言葉とパンキーなバンド・サウンド。この日はベース入り4人編成です。
★EPPAI(AnAnPOGA)
アングリポガチャン~AnAn-POGAでヴァイオリン&ヴォーカルを担当しているEPPAIの最近やっている百人芸的ソロです。ヴァイオリンを弾きながら、キーボードを弾き、さらにカズーやヴォーカル、そして各種鳴りもの。同時一人演奏楽器数がどんどん増えていて、これでちゃんと曲やれてるんだから面白い!二日とも会場のどこかでやってます!
★梅田哲也(from大阪)のエンディング
★ボギー(ヨコチンレーベル、nontroppo from福岡)のDJ

<二日とも>
★ジョン(犬)のタロット占い
★横浜黄金町試聴室2の料理
★ちょっといろいろ処分したいので古本やや中古レコードけっこう出ると思います。

当日タイムテーブルです!

変更ある可能性大!

7月14日(土)<5F>
16:30 東京マリーバンド
17:10 極東ピーコック
17:45 埋火
18:25 オシリペンペンズ
19:00 三角みづ紀+河端一
19:35 佐藤幸雄とPOP鈴木
20:15 triola~倉地久美夫とtriola
21:15 柳家小春+向島ゆり子+久下恵生
22:00 テニスコーツ&うんどら

7月14日<6F>
16:00 梅田哲也(開場と同時に始まります)
16:30 ju sei
17:10 and more…
17:50 te_ri
18:25 トンチ
19:05 ホライズン山下宅配便
19:45 しゃしくえ
20:25 ゴトウイズミ
21:05 ボギー
21:45 AZUMI
22:20 真黒毛ぼっくす

7月15日<5F>
16:30 テストパターンprojection
17:00 ARAKI KENTA
17:20 Americo
<ボギーDJ>
18:00 GALAKUTA
<ボギーDJ>
18:40 20GUILDERSバンド
19:25 NOTHING FACE FROM COLUMBIA
19:45 ゑでぃまあこん
<ボギーDJ>
20:25 アントニオ・スリー
<ボギーDJ>
21:05 駅前旅館
<ボギーDJ>
21:45 ADIOS DIOS

7月15日<6F>
16:30 Mark Sadgrove
17:10 大森靖子
17:50 ギギ
18:30 pq
19:00 ダメ人間共同体
19:40 紙コップス
20:20 松井繁彦
21:00 三沢洋紀と岡林ロックンロールセンター
21:40 水中、それは苦しい
22:10 梅田哲也
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  1. 2012/07/16(月) 23:08:37|
  2. テルミン
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7月のわたくし

夏ですね。梅雨の湿気でむしむししていますが
夏生まれなのであんまり苦になりません。むしろお肌しっとりでいい気分。

先月の怒涛のツアー
アルトービーツの前座であんどもあ/短冊のダブルヘッダー、
Psycho Osa広島→岡山、
嵯峨治彦&ウパシクマのゲスト、
というこゆい1週間を無事乗り切り
ひとかわもふたかわもむけてつるんつるんでございます。
いやーたのしかった!!
旅の思い出や反省はいろいろありますがあらためて・・・


7月もどんどんいきます

『ELECTRIC BLAST』
7/4(水)@中崎町コモンカフェ 19:30start
http://ompasha.blog.shinobi.jp/
【出演】theremin unit"and_more.."(菊池誠+児嶋佐織)
    H.O.Y(はやい、おおきい、やかましい)
    山田都雄 voice、フジタダイスケ key, syn、和田良春 el-bass
    長谷川夕記 drums、フジワラヒロユキ reeds
    special guest:樋野展子 reeds
【会場】common cafe
    大阪府大阪市北区中崎西1丁目1−6 吉村ビル B1F
    TEL:06-6371-1800
【料金】1,500円(1dr込)
 最近あんどもあ楽しくなってきました。
 カレー食べつつ練習にはげんでおりますよ

で翌日はうってかわって

季節のコンサート~癒しの調べ~ 『七夕』
7/5(木)@粟田山荘 受付 17:45~
http://okura.kyotohotel.co.jp/event_detail/restaurant_recommend/awata/kisetsuconcert201207.html
【出演】短冊(今西玲子 筝、児嶋佐織 theremin)
【会場】京都ホテルオークラ別邸 京料理「粟田山荘」
    http://okura.kyotohotel.co.jp/restaurant/awata/
    京都市東山区粟田口三条坊町2-15
【ご予約・お問い合わせ】
    TEL: 075-561-4908
    FAX:075-531-0788
    E-mail:awatasanso@kyotohotel.co.jp
【料金】13,500円 特別会席付き(税・サービス料込)
 こちらもおなじみ、筝のれーこちゃんとのユニット『短冊』での演奏です

そんで次の週は

『円盤の夏祭り2012!!』
7/14(土)
http://enbannews.blogspot.jp/
【出演】theremin unit"and_more.."(菊池誠+児嶋佐織)
    佐藤幸雄とPOP鈴木、テニスコーツ+うんどら、odd(向島ゆり子、今井次郎、久下恵生)、
    倉地久美夫+triola、三角みづ紀+河端一、オシリペンペンズ、ju sei、極東ピーコック、
    梅田哲也、東京マリーバンド、しゃくしえ、トンチ+波多野敦子+小島誠也、
    ゴトウイズミ、ホライズン山下宅配便、ボギー、AZUMI、te_ri、真黒毛ぼっくす、
    埋火、田淵純
【会場】O-NEST http://shibuya-o.com/
    東京都渋谷区円山町2-3 フジビルディング6F
    TEL:03-3462-4420
【料金】各日前売り2000円/当日2500円
    ローソンLコード 70648
    メール予約は、info@enban.org
 出演   ※イベントは14、15の2日間行われます
 円盤店主田口さんの、愛の溢れかえるバンド紹介をぜひぜひ読んでください!!
http://enbannews.blogspot.jp/


インコもかわらず元気です!

   
  1. 2012/07/02(月) 00:20:22|
  2. テルミン
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